創作囲碁カルタ集

囲碁カルタが手元に四種類ある。

                                                高野圭介

碁吉会では、実際にカルタ会を催して楽しんだ。



「何事でも<イロハ>の軽視は重大な失敗につながる。
基本の軽視が世に横行するのは、イロハ・カルタが廃れたからではないか・・・以下略」
             読売寸評・コラム欄より(2005.05.13)


 碁吉会創作囲碁カルタは 2005年初夏、先鞭をつけて登場した。
その中の一つ、ヰ・囲碁は世界の文化なり」は監修をお願いした中山典之先生からの贈り物であった。

囲碁カルタが手元に四種類ある。
この四種類を提示しようとカルタを打ち込みながら、驚いた。

イロハ順・アイウエオ順。七五調といっても形態も全部違う。人真似しない堂々たる態度だ。流石と感心した。
四点が カルタ自体それぞれ独特の制作手法で、創作に当たっている。

それぞれの代表作を一句、選んだ。




土田正光九段創作 最高に楽しいカルタ  
不思議な手 考えてみれば 天才だ





碁吉会創作「のびきり・コモキュウカルタ」

攻めて断(段)籠もって窮(級)




中山典之先生・蘊蓄創作 並の川柳カルタではない。

叩かれた二子の頭ちょっと禿げ 余り叩くとわしは怒るぞ


 

関西棋院創作・少年少女向き普及用カルタ    閃く一手は神の一手