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俳句文語体論
私の俳句は21995年に品川鈴子師から手ほどきを受けたものである。
そのとき「口語体の俳句の方は、文語体を混ぜないで、終始口語体を通すこと」
そのように指示された。・・・・私はその後、口語体で通してきた。
ところが、、である。
「中杉隆世師は俳句は文語体が然るべしで、口語体は不可!」と諭されていると。
私の文語体の知識は中学生に学んだ程度で、覚束ない。
嗚呼如何せん。 高野虚石
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中杉隆世作句 内 高野虚石選
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選1 |
向日葵の衰へ初めて凄まじき 中杉隆世
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選2 |
吾亦紅顧みることもはや無し 中杉隆世
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選3 |
うなだれて立つ向日葵に雨募る 中杉隆世
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