ポニョ大手合い提唱

                                 高野圭介


世に直毅先生の「天下五目」とか「五子必勝法」とか「天元の歴史」などがあって、
それなりに有意義な主張である。それはそれで良いのだが、肝心のことがない。

それは「自分自身の主張を通せ」つまり、棋理には忠実であることを前提として、
人真似でない創意工夫の上に立って碁を打ててと言いたいのです。

言い方を変えれば、「自分の打ちたいところに打つ」「敵の意志の上を行く」
「自分で自分の碁を創っていく」


以下のエッセイを参考にして下さい。

では、全員5子局から大手合いを開始しましょう。

 碁を創るちから
碁の上手下手はいよいよのところ知識ではない。智恵であると。

http://gokichikai.jp/essay-gowotukurutikara.html

星を巡って  
星の両がかり新手試行中

http://gokichikai.jp/sinte%20hosiryo.html


二の2の怪 
碁を早く打つことは「早見え」と「ぞんざい」のうらはらの進行が怖い。

http://gokichikai.jp/essay-2no2nokai.html

 武蔵の二天一流  
武蔵は一分の兵法から大分の兵法へと関心を移していったという。

http://gokichikai.jp/essay-musasimeigen.html

 参考実戦譜
参考までに、次の碁を見て、考えて下さい。

田中さんは昨年の大会で、4段戦に優勝し、5段昇進を果たした
地方でno.1の実力者で、確かに強いところがいっぱいある。
たまたま、不本意に終始しただけだが、
その理由も棋譜に中に書いてある。



高野圭介 vs 4子 田中弘光

2015年8月