思い出深い公開対局のレポート


       

                                              高野圭介


囲碁関西

トピック・トピック

 

囲碁関西5月号が届いた。

    

第十回吉田杯関西医師囲碁大会のレポートが記載されている。
私がアマ・プロペア碁で準優勝した記事が藤井秀哉先生の筆で記載されている。

他には懐かしい人たちの記事がいっぱいだ。

    

結城聡・最優秀棋士賞村川大介・利仙賞(敢闘賞)。余正麒・道玄賞。の発表。

タイのコ-サック会長への6段と関西棋院顧問の就任の記事。

盟友・長井総和アマの棋力認定100位ランキングNo.1記念指導碁


注釈

吉田杯大碁会


第9回関西医師会碁会 2013年 第九回吉田杯関西医師囲碁大会のレポー


第10回関西医師会碁会 2014年 第十回吉田杯関西医師囲碁大会のレポート

 
トッププロの真剣勝負に立ち会い、共に真剣を交えた。この貴重な体験は生涯二度とあるまい。
肌で承けた鳥肌の立つ感想を10ヶ条に纏めてみた。

一つ一つ、一歩でも近づきたいと思っている。


              
プロ棋士対局考      2014年4月8日

                              高野圭介

1 .プロはいつも全局の構想を練って、変化に応じている。

2 .プロは厚みが好きだ。且つ地に辛いが封鎖をされない。

3. プロのヨミは正確で深い。ヨミの戦いが真の主戦場だ。

4. プロはいつも石の働きと捨て石など変化を考えている。

5 .プロはいつも手抜きして、先手を取る機を狙っている。

6 .プロはは決して急がない。後手の先手はプロの真骨頂。

7. プロは1手毎に形勢判断が正確に分析し理解している。

8. プロの勝負手と投了のタイミングは勝負の執念の賜物。

9. プロは身体も、盤上の石(石ずら)も姿勢が崩れない。

10 プロは石を持たず、石音も立てない。身も石も静かだ。




対局風景

 高野反省  
黒37は勝てば、勝着にもなろう佳手。したがって白36は失着。
と瀬戸先生の評あり。

黒45が退廃的大失敗。中央を44の左にハネの一手だった。
普段ならそう打って、強烈に攻めているだろうに、、嗚呼、残念至極!
ここで、勝利の女神がら見放され、悪魔が支配してきたのでは??

 瀬戸大樹先生 
決勝戦対局直後に

「右上隅、白36はダメでした。黒37とここを切られては負け戦です。
これで終わっていました。」

 結城 聡先生   
2回戦を観戦の感想   
表彰式の合間に

「黒81で、86とコスミで、打つところかも知れないが、
それで白死かどうかは分かりません。難しいところです。」

藤井秀哉先生   
2月22日 関西棋院子ども囲碁教室で

「途中まで黒が打ちやすいかと思っていましたが、黒81手から、急に悪くしましたね。
ともあれ、なかなかの熱戦で良い碁でした。」

棋友・浜辺 荘  
良い碁を見せて頂き、勉強になりました。
私の感想を少し述べます。

黒29のボウシで白186に押し、白のノビに一子をカカエます。続いて
白の中央一間トビに、右辺を受け、もう一度一間トビにボウシで
充分間に合ってると思います。

白の模様は薄く、何処からでも手をつけれるのに対し、
黒の模様はシッカリしており、左上の黒もピッタリした構えで
黒には無駄石がなく理想的な布陣で、黒優勢です。

手を渡された白は次の手に悩むと思いますが、如何でしょうか?


決勝戦

55手迄記載

この辺りで、
すでに
黒打ちづらい
形勢か

 


互先 羽田回・瀬戸大樹  vs 先番 高野圭介・村川大介
               先番6.5目コミ出し

 以下決勝戦対局棋譜のいろんなプロの感想・情報