名人戦第4戦の大盤解説者・村川大介七段

村川レポート第8報

                             編集    高野圭介
                              写真提供 加田美保子


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羽根直樹九段が「忍の貴公子」。ご両人は共に「ほのぼの貴公子」の名前がぴったり。
ちなみに、「ほのぼの貴公子」お二人は碁吉会と碁縁が深く、よく覚えておられた。




村川先生は盤碁の大盤解説は初めて・・・と、にこやかに言われる。

碁吉会の高野圭介会長と浜辺荘さんからよろしくと伝えると、
今し方、硬い表情で皆様とご挨拶をされていたのが、
途端に破顔、親しみの相好に変わり、心からにこにことされてきた。


 


ほのぼのとした雰囲気に包まれた貴公子・村川先生を囲んで、京都の友会のメンバー


週間碁より



ホテル内で大盤解説会が始まった。
昨日に続いて関西棋院の村川大介七段が解説、
日本棋院
関西総本部の佃亜紀子五段が聞き手を務めた。

2日目とあって開始時すでに100人を超えるファンが詰めかけた。
村川七段は「両対局者の斬新な打ち方、読みの深さに感心します」と話した。

名人と挑戦者の対戦では中押しで決着がつくことが多いと佃さんが紹介すると、
村川七段は
「2人とも計算能力が高い上に、勝負手を次々に打っていくからでしょう」と述べた。

 
名人戦第4戦の棋譜

互先  挑戦者 河野 臨 vs 先番 名人 井山裕太

64手止め・以下略   黒勝ち

アマの世界では、この時点では、白を持ちたくない、きっと、そう思うでしょう。

                                     高野圭介