村川大介新十段誕生





第10回メモリアル・ア碁トーナメント大会


2014年2月9日 於大阪ANAホテル



私は新十段村川大介師と組んで、ペア碁大会に出場しました。
決勝戦で敗れはしましたが、準優勝でした。









第57期十段戦五番勝負 第4局
村川八段が白番中押し勝ち
十段位を奪取!




対戦成績3勝1敗で初の十段位に


井山裕太十段に村川大介八段が挑戦する
第57期十段戦五番勝負で
注目の第4局は村川八段が白番中押し勝ちし、
対戦成績3勝1敗で初の十段位を獲得。



むらかわ・だいすけ
平成2年、兵庫県生まれ。28歳。
森山直(なお)棋(き)九段門下。
平成14年11月に11歳10カ月でプロ入り。
26年、初タイトルの王座を獲得した。28年の碁聖戦、
30年と31年の十段戦で挑戦者に。20日付で九段に昇段する。





産経新聞社主催の囲碁タイトル戦「森ビル杯 第57期十段戦五番勝負」の第4局が
19日午前10時から大阪市北区の日本棋院関西総本部で行われ午後6時14分、
挑戦者の村川大介八段(28)が226手までで、井山裕太十段(29)に白番中押し勝ちし、
対戦成績3勝1敗で初の十段位を奪取した。

七大タイトル獲得は通算2期となり、規定により20日付で段位が九段に昇段する。
 
敗れた井山は十段4連覇を逃し、
平成27年11月以来の4冠(棋聖・本因坊・王座・天元)に後退した。
持ち時間各3時間で残りは村川1分、井山2分。

 村川新十段は兵庫県出身、森山直棋九段門下。
14年に11歳10カ月で関西棋院からプロ入り。
26年に当時6冠を保持していた井山を破り王座を獲得している。



村川大介九段 悦びの言葉




「連敗していた相手からのタイトル獲得は、信じられないし、実感がない」
 1歳上の井山裕太前十段(29)とは、小学2年生のころ碁を打ってもらって以来、
一緒に囲碁を研究してきた仲だ。

その井山前十段は七大タイトルを2度独占するなど、囲碁界の第一人者へ上り詰めた。
目標にしてきた存在から、平成最後のタイトル戦となった今回、
十段位を奪取することができた。

 井山前十段は平成14年4月、自身はその7カ月後にプロ入り。
井山前十段は16歳で史上最年少の棋戦優勝、20歳で史上最年少名人となるなど、
いつも一歩先を進んでいた。

 「子供のころから実力差があり、ライバルとはいかない。でも1つ年上なので、
自分も次の年には同じぐらいに活躍しなければと思ってきた」と話す。

 タイトル戦の頂点で戦うのは5回目で、相手は全て井山前十段だ。
26年の王座戦では奪取したが、翌年の王座戦、28年の碁聖戦、
30年の十段戦ではいずれもストレート負けを喫した。

 井山前十段はぎりぎりの勝負で形勢を入れ替え、悪い局面をひっくり返す。
強さを実感した。「もう勝てないのでは」とくじけそうにもなった。

 だが、「ミスしたり、相手に想定以上の手を打たれたりして思い通りにいかなくても、
粘り強く戦う」と臨んだ今期の十段戦。第2局で勝利をつかみ、
26年12月からの対井山戦の連敗を「13」で止め、
そのままの勢いで十段戦を制した。
 平成最後にタイトルを獲得。「井山さんを目標にしてきた。
それが自分にとっての平成かな」




村川大介王座誕生!


村川大介の全棋譜


2014年9月より開始


 週間碁記載の村川讃辞

 ・村川大介新王座・総括

王座戦第5局Finalレポート

王座戦・村川エール

王座戦挑戦 第4局総括 

王座戦挑戦 第4局ネット観戦記
 

王座戦挑戦 第3局ネット観戦記 

王座戦挑戦 第2局ネット観戦記

村川の無念・棋聖戦挑戦

村川大介王座戦第1局レポート

井山vs村川:名人戦第1局解説会
 
井山裕太・村川大介:碁吉会メモリアル写真集

名人戦第4戦の大盤解説者・村川大介七段

囲碁誌、徐々に村川に集中・・・第7報

吸引力・・・第6報

金山教室の偉才・・・第5報 

村川大介七段の強さ・・・第4報

喝采・村川大介の歴史的勝利・・・第3報

村川大介金字塔へ ・・・第2報

村川大介の世界を覗く
・・・第1報