「囲碁エッセイ」 ・・・囲碁解析あれこれ・・・ 碁へのアプローチを執拗な203高地への肉薄の如く折に触れ、幾ら試みたかことか。 想いの断片を囲碁エッセイとして、書き続けたつもりが、 いつの間にか碁以外の日々の戯言が体勢を占めるようになっている。 ここに、十年間に亘る「囲碁エッセイ」なるものを抜粋し、ここに集約してみた。 囲碁の話に落ちを求めたのも多くあり、囲碁エッセイは だいたい二~三割ぐらいかな? したがって、感触として優に百篇越えている筈だ。
高野圭介 |
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碁の深淵にして幽玄なるもの、これを烏滸がましく解剖し、盲人の象を手探りにして見る如く 撫で回したりして、碁の実体に触れてみたかった。その第一段が「囲碁曼荼羅」である。 「囲碁曼荼羅」 高野圭介創作 |
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27 | 碁が強くなる薬 |
碁の問題意識を持て・・・常に詰碁を | |
130 | 碁とはどんなゲーム |
太極拳・テニス・ゴルフでも、もちろん碁でも核心を掴め | |
187 | 先着の価値・一着の価値(1) |
二律背反の世界・碁とはいったいどういうゲームか? | |
190 | 囲碁座右の心がけ |
我一人の流儀 Only One で、個性の出た碁を打つ | |
191 | 囲碁の座右指針2つ |
囲碁の戦略・原理原則15箇条 | |
192 | (地)が先か鶏(模様)が先か |
いよいよ二律背反の囲碁哲学を貫くには | |
193 | 模様が先か地が先か?(2) |
人はそれを戦略・戦術といい、あるいは棋風という | |
195 | 自由な碁・自在な碁 |
碁の自由とは技が自在に使えるということと思う。 | |
206 | 「わび・さび」の碁 |
「辛抱」を旗印とした碁のわびさびの世界 | |
207 | 碁のだまし絵 |
そんなの、ある訳はない・・・のがあるんだから・・・ | |
223 | 一着の価値の格付け(2) |
碁とはいったいどういうゲームか? | |
246 | 囲碁は地の戦争ゲーム論 |
囲碁は「地と戦いとの二つの要素が交差したものである」から | |
247 | 囲碁のダブル・スタンダード |
一局の碁の進行途上、一貫性を持たせることが大切とされる。だが。 | |
249 | 賭け碁 |
お前らの碁は負けよう負けようと打っている。 | |
251 | 囲碁の逆進性 |
光でなくても、囲碁でも、ぶつけたら、そのまま跳ね返ってくる。 | |
252 | 英語も囲碁も世界を覆う |
囲碁のグローバリゼーションと 英語の公用化。 | |
297 | 「勝った負けた」と「楽しむ碁」と |
我々はそれぞれ囲碁観を持っており、それは侵されない。 | |
317 | 碁は石の命を先導に |
(ヨミやカンを超えて)自然体で石に任すこともあるようだ。 | |
345 | 定石と非定石 |
石は中央へ向く方向でなければ定石の範疇にも入らない 。 | |
346 | 「一着の価値」こそ囲碁万能基準 |
予測される1手1手の価値」をデジタル化して、インプットする。 | |
347 | 無手勝流と新定石 |
剣聖卜伝は初めて人を切ったとき、 「刀に導かれて身体が動いた」と言った。 |
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358 | 囲碁格言・敵と味方の急所 |
「私は、後にも先にも{敵の急所は我が急所}これに尽きます。」と。 | |
391 | 中国のことわざ |
中国の格言の表現が面白い。 | |
504 | 囲碁哲学の探究 |
先人に学ぶ・・・「碁を考える」・・・貴重なご意見 | |
ほぼ日にち順。作品記載順。 |